「寝ちゃえ」、だらしないように聞こえる?
突然だが、みなさんは1日にどのくらいの睡眠を取っているだろうか。
多くの論文や研究結果から語られるように、睡眠は日々の体調や精神面に影響する。
<参考>
僕(筆者)は、社会人1年目〜2年目を経て、大きくそれを実感した。
1年目、実はかなり病欠により有給を消化した。というか有給消化の全てが病欠・体調不良だった。
根がネガティブだったので、恐らくそのほとんどは精神面からくる気の病だった。
その原因は、わかっていた。
上手く行かなかったり、気遣いや迷い、自己否定によるストレスだった。
そこから抜け出す活路を見出せず、
ただ悶々と日々を過ごしていた。
簡単なお伺いをたてるだけで、ストレスだった。電話をきかれる、メールをみられる、会議にでる、それだけでストレスだった。
寝ること、そして肯定すること
そして、僕がこんな状態から抜け出せたのは、自己肯定感と睡眠だった。
睡眠も、今までのような「休日に寝溜め」とかじゃなく「毎日寝る」だった。
寝るためには早く帰った。直帰したり、ただ後ろめたさからの意味もない残業をやめたり、無駄な時間を削って、睡眠に割り当てた。
平日に10時間寝ることも
平日に10時間、と聞くと怠惰な人間に見えるだろうか?
ただ、そんな周りの目からくる「怠惰な人間のイメージ」など実はどうでも良いのだ。
言いたい奴には言わせとけば良い、自分を大切に出来るのは自分なのだから。
で、そのくらいの精神が重要。
何が言いたいかと言うと、
「平日に10時間寝る自分」を肯定しろと言うことだ。
10時間寝ようが、12時間寝ようが、はたまた丸1日寝ようが、自分の勝手である。
だれが、睡眠は6時間と決めたのか?誰がそれを「普通は」としたのか?
そもそも自分が行う行動を自分で決めて、自分のタイミングで行うことに何の悪があるだろうか?
そう後ろめたさなど、必要ない。
罪悪感など虚構ってこと。
だって、コアラは20時間、ライオンは15時間、犬猫は12〜13時間、人間以外の動物は寝たい時に寝てるじゃない。
<参考>
こんなに違う!動物達の1日の平均睡眠時間 - NAVER まとめ
寝たことで休まなくなった
僕が、寝るようになってから、何も精神面だけの影響じゃなかった。
そう、体調不良で休むことが無くなったのだ。
寝ること→精神の回復→体調の改善
のようなサイクルが出来ていたのだと思う。
寝ればいい、ということでも無いが、僕の場合寝て、肯定してというサイクルが結果的に良い循環を生んだ。
心なしか、生産性も上がったような気がする。
少ない時間で多くのことをやれるようになった。多くのことに関心を向けられるようになった。嫌なことを嫌と表現出来るようになってきた。声も大きくなった。以前よりもストレスを感じなくなった。
「寝ちゃえ」と肯定することは、自分を助ける
僕の場合、「寝ちゃえ」だったが、みなさんはどうだろうか?
日々の中で自己否定的な場面はないだろうか?どんな否定をしてしまってるだろうか?どのくらいのストレスだろうか?
「病は気から」という言葉の通り、精神面から体調に作用することは沢山ある。
そんな方には、是非自分のなりの解決策、自己肯定感を探してみてはいかがだろう。
ではでは、また次の記事で。